【島根】漏水により地面が見えず陥没した穴に軽自動車がはまり脱輪|松江市黒田町で水道管の破裂事故


2025年8月14日(木)の午後7時頃、松江市黒田町の水道管の破裂による漏水事故が発生しました。
漏水による水たまりは確認できていたものの、穴が開いているとは気づかずに軽自動車が通行してしまい脱輪したものと思われます。

脱輪した軽自動車は、右前輪が穴にはまり大きく傾いています。
道路に開いていた穴は直径2メートルで、深さは約60センチとのことです。

水道管が破裂した原因はポリエチレン製水道管の老朽化。
しかも以前にも2度、漏水事故が起きている水道管で、来月に交換予定の水道管でした。
近隣住民の方の話では「車が多い道路。前にも水漏れしていて、やっと市が動いてくれそうだ」とのお話でした。
被害は、近隣で25戸の住宅が約4時間断水になったほか、道路が一時通行止めとなりました。
また、軽自動車の運転手に怪我はなかったとのことです。

今回の事故を受けて、松江市上下水道局では「8月19日(火)より緊急の仮設工事を実施し、漏水のリスクは解消しました。また、8月26日(火)より本設工事に着手する」と発表がありました。
以下、原文ママ
令和7年8月14日(木)午後7時頃に松江市黒田町で発生しました漏水に伴う道路陥没・断水事故については、車両の脱輪事故(幸いにも被害者の方にお怪我はありませんでした)及び沿線約25戸の断水が4時間余りにおいて生じ、関係の皆様方には多大なるご迷惑とご心配をお掛けしたことをお詫び申し上げます。
原因は老朽化によるポリエチレン製水道管(現在は新規使用していない肉薄のもの)であり、発生後、ただちに漏水箇所の修繕を行い、未明には通水と交通規制の解除を行いました。
この路線は昨年12月と今年7月にも漏水が発生しており、漏水リスクが高いことから、8月19日(火)に緊急の仮設配管工事を実施し、対象区間の老朽ポリエチレン管は機能廃止し、漏水リスクは解消しました。
今後の予定としては、8月26日(火)から本設工事に着手し、この路線の管路耐震化を図ってまいります。
本設工事のご案内については、追って近隣の皆様にはお知らせ文をお配りさせていただきますので、工事にあたり、ご理解・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
松江市上下水道局|黒田町の道路陥没・断水事故について(お詫びと工事のお知らせ)