駆付けタイプの水道屋さんである水の救急隊。
年中無休で深夜や早朝も駆け付けてくれるので、水のトラブルが発生した際には強い味方になってくれます。
そんな水の救急隊ですが、「安心して依頼できる水道屋さんなのか?」「水の救急隊は指定工事店として登録されているのか?」と疑問に感じる方もいると思います。
そこでこの記事では『水の救急隊は水道局指定工事店?』『依頼しても大丈夫?』といった疑問にお答えしていきます。
また、水道局指定工事店とはどのようなものなのかについても解説していきます。
水道局指定工事店とは
まずはじめに、水道局指定工事店とはどのような制度なのか紹介します。
概要を説明すると『給水装置主任技術者や排水設備工事責任技術者が在籍』し、各自治体の水道局に届け出をして『水道設備工事を施工するための専門的な知識と技術を有すると認められる工事事業者』として認定された設備業者のことです。
給水及び排水に関する有資格者が在籍していることが前提条件となっており、水道局が実施する定期的な講習会に参加することも求められます。
また、水道設備は重要なライフラインの為、有資格者を有する事業者のみ工事をすることが可能と法律で定められています。(水道法第16条の2第3項)
無資格の工事事業者は応急修理程度の作業しかできません。
指定給水装置工事事業者とは
指定給水装置工事事業者とは「給水装置工事主任技術者」が在籍しており、適切に給水装置の取扱いができると水道局から認められた事業者を指します。
給水装置工事主任技術者は国家資格であり、実務経験が最低3年は必要な資格です。
合格率は毎年30%と少し難しめの資格になります。
実務経験が3年あっても約7割の人は不合格になっています。
また、水道局によって要件が違う場合もあり「給水装置工事に関する機材を備えている」「欠格要件に該当しない」などがあります。
指定排水設備工事事業者
指定排水設備工事事業者とは、設備業者が排水設備に関する工事を適切に行うことができると水道局から認められた事業者のことを言います。
給水装置と同様に、指定排水設備工事事業者でない業者が下水設備工事をおこなうことは禁止されています。
指定業者と水道局から認めてもらう為には排水設備工事責任技術者が在籍していることが最低条件となります。
排水設備工事責任技術者は国家資格で、実務経験2年以上が必要な資格となります。
水の救急隊は水道局指定工事店?
お家の水漏れ修理や詰まりの修理は水道局指定工事店に依頼すべきとわかっていただけたかと思います。
本題の『水の救急隊は水道局指定工事店なのか?』についてお答えしていきます。
各水道局の指定業者一覧を調べてみましたが、水の救急隊を運営している株式会社クリアライフの記載はひとつもありませんでした。
ですが水の救急隊のホームページには「160以上の水道局指定工事店」と記載があります・・。
まさかウソの記載をしているのか?と思い、水の救急隊へ直接確認したところ『水の救急隊の下請け水道屋さんは全て水道局指定工事店です』との回答でした。
提携している水道局指定工事店を手配
水の救急隊自体は水道局指定工事店ではないけれど、下請けの水道屋さんは全て水道局指定工事店なので、結果的に水道局指定工事店が修理に来てくれる形です。
ちょっとややこしいですが、実はよくある形態です。
例えば、ホームセンターで蛇口を購入すると取り付けサービスも付いてきたりしますよね。
蛇口の取付は給水装置の有資格や指定工事店でしか取り付けはできません。
ですが、ホームセンターは水道局指定工事店ではありません。
下請けの水道屋さんへ依頼しています。
このように実際に給水装置の取付をおこなうのが水道局指定工事店であれば何も問題ありません。
水の救急隊では、一人親方や地元の水道屋さんと業務提携をして職人さんを派遣しています。
株式会社クリアライフは水道局指定工事店登録していない
一方で水の救急隊(株式会社クリアライフ)としては水道局に登録されていないので、各自治体に問合せをしても「登録されていない」と言われるはずです。
もし不安が残る場合は、派遣されたスタッフが水道局指定工事店の人間なのかを確認してみましょう。
水の救急隊に依頼しても大丈夫?
水の救急隊の会社としては水道局指定工事店ではない事がわかりました。
では「水の救急隊には依頼しないほうがいいの?」と思われる方もいらっしゃると思います。
水の救急隊へ依頼した場合は必ず水道局指定工事店を手配してくれます。
その為、安心して依頼して大丈夫です。
また不具合やトラブルがあっても、水の救急隊が親会社となり監視や対応をしてくれるのでより安心です。
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水道局指定工事店と非指定事業者の違い
水道局指定工事店と、非指定事業者の違いは明確です。
できる作業に大きな違いがあります。
水道局指定工事店 | 非指定工事店 | |
---|---|---|
応急修理 | ||
排水詰まり抜き | ||
蛇口の交換 | ||
給水管の修理 | ||
排水管の修理 |
水道局指定工事店や水の救急隊に依頼すべき3つの理由
水道設備の修理交換は、必ず水道局指定工事店か水の救急隊へ依頼しましょう。
理由を3つご紹介します。
身元がハッキリしているので安心できる
水道屋さんの中には、詐欺まがいの行為をする業者も存在しています。
そのような危ない業者は「会社名を検索しても出てこない」「会社の所在地の記載がない」など、身元がわからないようにしている業者が多いです。
水道局指定工事店であれば「国家資格保持者がいる」「水道局へ届け出をしている」ので、身元が分からないなんてことは絶対にありえません。
キチンとした対応が期待できる
水道局指定工事店として登録されるには、それなりの費用や労力が必要です。
そして欠格要件に当てはまってしまうと、指定工事店としての登録は外されてしまいます。
そのような事態にならないために、詐欺まがいのぼったくりや犯罪行為を行わないでしょう。
漏水時の水道代の減免申請が可能
「気づかないうちに水漏れしていた」「床下で水が流れっぱなしだった」など、知らないところで漏水が発生していて莫大な水道代の請求が届く事があります。
このような場合、水道局指定工事店へ修理依頼をすれば減免申請の書類を作成してくれます。
どの程度、水道代を軽減してくれるかは水道局の判断となりますが、普段とかけ離れた水道代であればかなりの減免が期待できます。
水の救急隊の基本情報
企業名 | 株式会社クリアライフ |
代表 | 山下雄一 |
資本金 | – |
屋号 | 水の救急隊 |
本社所在地 | 〒530-0043 大阪府大阪市北区天満4-5-3 |
支店 | 関東本部 〒170-0005 東京都豊島区南大塚2-11-10 |
対応エリア | 日本国内 |
公式サイト | 【水の救急隊】 |
電話受付 | 0120-329-320 |
最安料金 | ¥5,500(税込) |
設立日 | 2015年1月 |
法人番号 | 9120001172850 |
従業員数 | 約100人 |
支払方法 | 銀行振込, コンビニ払い, 現金払い クレジットカード(JCB・VISA・Mastercard・AMERICAN EXPRESS) NP後払い |
年商 | – |
営業時間 | 24時間 年中無休 |
実績 | 作業実績10万件以上 |
支払方法 | 銀行振込,現金,NP後払い,コンビニ払い,クレジットカード |
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