水の救急隊とクラシアンの『料金』を比較
最初に比較するのは、一番気になる料金から見ていきましょう。
水道修理業者の一般的な料金の内訳は『基本料金+作業工賃+部品代』です。
水の救急隊とクラシアンの違いを紹介します。
基本料金の比較
水のトラブルに関する基本料金は、水の救急隊とクラシアンでは違います。
水の救急隊の基本料金 | クラシアンの基本料金 |
---|---|
¥5,500(税込) | ¥8,800(税込) |
水道修理業界における基本料金とは『作業に取り掛かる最低料金』を指します。
言い替えると必ず必要な最低料金です。携帯電話の料金と同じようなイメージでしょうか。
この基本料金と、工賃や部品代のトータルが修理代となります。
水道修理業者の基本料金の相場は《¥0~¥8,800》です。
できるだけ費用を抑えるためにも基本料金は安い水道業者を選びたいところですが、事業規模の大きい水道屋さんほど基本料金は高い傾向にあります。
水の救急隊とクラシアンはどちらも大手の水道屋さんで基本料金は高めです。
水の救急隊では中間の¥5,500に設定されています。
基本料金対決は水の救急隊に軍配が上がります。
作業料金(工賃)の比較
作業工賃は水のクラシアンのほうがやや有利です。
▼以下の表はネット上の修理例や口コミから引用しています。
項目 | 水の救急隊 | クラシアン |
---|---|---|
水漏れ修理 | ¥17,930~¥43,000 | ¥8,800~¥26,000 |
詰まり修理 | ¥17,280~¥39,960 | ¥8,800~¥16,500 |
次に修理料金の比較をしていきます。
厳密にお伝えすると、作業内容が違うはずなので参考程度にしておいてください。
ネット上の作業料金を確認すると両社の違いが見えてきます。
例えば、クラシアンでは最低料金の¥8,800で修理できていることがありますが、水の救急隊では最低料金で終了している情報は確認できませんでした。
基本料金のみで修理できる作業に関しては、クラシアンのほうが対応できる幅は広いと思われます。
ですが、工賃別に比較できているわけではないので、できれば両社に相見積もりを取りましょう。
作業料金については引き分けになります。
部品代の違い
部品代については比較が難しく、結果の掲載ができません。
理由としては、それぞれ部品が数千点に上り、さらに古い部品や新しい部品を入れるとかなりの数になってきます。
そのため、部品代については現地見積してもらう必要があります。
水の救急隊とクラシアンの『割引き』を比較
修理費用はトータルで安い見積になっていることが重要です。
割引きによってお得になるケースもあるので、水の救急隊とクラシアンの比較をしていきます。
水の救急隊の割引き | クラシアンの割引き |
---|---|
「ネット見た」で¥3,000割引き | 2回目以降は10%割引き |
初回割引きについては水の救急隊に軍配が上がります。
水の救急隊では、初回から利用可能で「ホームページを見た」と電話で一言伝えるだけで¥3,000の割引があります。
必ず利用しましょう。
対してクラシアンは『2回目以降』の割引となる為、初回に利用できる割引はありません。
ただし高額な修理作業やリフォームなどでは「%」が絶大な威力を発揮します。
例)100万円のリフォームなら、10万円もの値引きとなります。
2回目の修理依頼かつ高額な修理作業であれば、クラシアンのほうがお得になるケースもでてきます。
水の救急隊とクラシアンの『早朝・深夜料金』を比較
水の救急隊とクラシアンは24時間対応をしてくれる水道屋さんですが、このような24時間対応の業者は夜間帯や早朝は追加料金が発生する事があります。
水の救急隊の早朝深夜料金 | クラシアンの早朝深夜料金 |
---|---|
追加料金なし | 追加割増あり |
深夜や早朝の割増料金では水の救急隊の勝利です。
水の救急隊は以前か夜間帯の割増料金を設けていました。
気になる割増料金ですが、現在ホームページには『詳細はお問合せ下さい』としか記載がありません。
これはかなり不安になってしまうポイントです。
遠い記憶ですが、以前は22時以降は¥7,000~¥15,000くらいがクラシアンの割増料金と記載されていたと思います。
《何時から割増料金が必要なのか?》《何時まで割増料金が掛かるのか?》《割増料金はいくらなのか?》の記載がホームページで確認できないため、夜間や早朝にクラシアンに依頼する場合には必ず確認するようにしましょう。
水の救急隊とクラシアンの『無料対応の範囲』を比較
水道修理業社は、様々な無料対応を行っています。
こちらも会社によって違いがありますので、水の救急隊とクラシアンを比較していきましょう。
出張費の違い
出張費とは、修理作業スタッフがお客様のお家へ訪問する費用を指します。
ガソリン代・車両代・駐車場代などが当てはまります。
水の救急隊もクラシアンも、両社とも出張費は無料対応となっています。
注:クラシアンは深夜や早朝料金が発生する可能性があります。依頼時に確認しましょう。
見積費用の違い
見積り費用とは、不具合箇所の確認や点検を行い見積書を制作する費用となります。
見積費用も両社無料の対応になっています。
キャンセル費用の違い
「修理作業を依頼したけれど、やっぱりやめたい!」といった事もあると思います。
このような作業依頼をした(契約書にサインした)後にキャンセルできるか?も重要なポイントです。
修理業者によっては部品代や基本料金がキャンセル費用として請求される場合もあります。
水の救急隊とクラシアンでは、両社ともキャンセル費用は無料となっています。
キャンセルについても、両社違いはありません。
水の救急隊とクラシアンの『修理対応時間』を比較
水漏れや詰まりのトラブルは、深夜や早朝に発生することもあります。
24時間365日、いつでもきてくれる水道屋さんであれば安心です。
この点については水の救急隊もクラシアンも24時間対応してくれます。
また両社とも年中無休でコールセンターが対応しており、「夜中に相談する」なんてことも可能です。
例えばですが、深夜2時に蛇口の水漏れを発見したとして、「朝まで放置して大丈夫ですか?」などの相談ができます。
このような対応をしてもらえるのは大手業者の魅力です。
修理対応時間についても両社引き分けとなります。
水の救急隊とクラシアンの『対応エリア』を比較
お住いの地域に対応しているかどうかも水道屋さん選びのポイントです。
せっかく見つけた水道修理業者が、人口密集地域しか対応していないなんてことはよくあります。
修理対応(訪問)可能エリアの違い
水の救急隊とクラシアン、両社とも全国対応しています。
修理対応エリアについては引き分けとなります。
水の救急隊については2024年4月1日より全国対応となりました。
ただし、両社とも離島は対応できないなど、1部対応できない地域もあるので修理依頼の際には確認しておきましょう。
拠点数の違い
対応できる地域であっても、各社の拠点が近いほうがなにかと安心です。
両社の拠点の数ではクラシアンの勝利です。
水の救急隊の拠点の数 | クラシアンの拠点の数 |
---|---|
全国2拠点 | 全国103拠点 |
なぜこれほどの違いが出るのかを調べてみました。
大きな理由としては、修理作業員との契約や派遣システムによる違いです。
■水の救急隊:全国の水道局指定工事店や個人事業主と契約し、修理作業を依頼。
■クラシアン:正社員が主として在籍。営業所で待機する。
といった違いがあります。
水の救急隊の場合へ依頼すると、地元の水道屋さんが派遣されてくるので営業所は2つで十分なんだと思われます。
営業所の固定費が掛からずコストパフォーマンスが高いので、修理費用に還元してもらいたいところです。
逆にクラシアンは正社員を常駐させる必要があるので、固定費や人件費がかなり掛かるはずでです。
その為、夜間料金が追加で必要になるのは、仕方のないことだと思います。
水の救急隊とクラシアンの『訪問スピード』を比較
緊急事態のトラブル時には、1秒でも早く修理に来て欲しいですよね。
修理に訪問してくれるスピードを比べてみます。
水の救急隊の訪問スピード | クラシアンの訪問スピード |
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ただし「~」の部分には注意が必要です。 ※WEB上では30分~1時間が目安のようです。 | 最短15分~※「場合によってはお時間をいただく場合があります」と記載あり | 記載なし
ホームページ内の情報では、水の救急隊の勝利です。
ただ「15分~」の~がくせ者で、15分~120分かもしれません。
あくまで早ければ15分と考えておきましょう。
クラシアンについては、SNSで『遅い』『翌日になると言われた』といった声が多いです。
大手の水道修理業者だけに依頼数が多く、修理依頼が集中すると時間が掛かってしまうのが原因かもしれません。
水の救急隊とクラシアンを徹底比較|まとめ
水の救急隊とクラシアンの違いを比較してみました。
両社とも一長一短があり『結局どっちがいいの?』と感じられた方も多いと思います。
可能であれば両社ともいつもり依頼をして、対応の感じや見積もりを見て選ぶのが一番かと思います。
どちらも大手の業者であり、大きなトラブルやぼったくりに合うことは少ないと思います。
まずはお電話か見積依頼をしてみましょう。
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