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ワイヤーブラシについて

排水管つまりに使われるワイヤーブラシとは、一体どのようなものなのでしょうか?
今回はワイヤーブラシとは何かを踏まえつつ、ワイヤーブラシの材質の種類や、ワイヤーブラシを使った排水管つまりの解消方法をお伝えしていきます。
興味のある方はこの機会に是非、目を通してみて下さい。

目次

ワイヤーブラシとは、固まった油やサビの除去、汚れたボルトのねじ山の掃除に使われる、金属で作られたブラシのことです。
ワイヤーブラシには色々な長さと形が存在し、材質も種類によって異なります。
多くのワイヤーブラシは先端の片方がらせん状となっており、このヘッド部分を活かして排水管に蓄積した汚れを取り除いていきます。

ワイヤーブラシの材質

ワイヤーブラシと言えば、ピアノ線に用いられているステンレスやスチールを思い浮かべる方が多いでしょう。
これは最もオーソドックスなワイヤーブラシで、硬い針金のような見た目が特徴的です。
傷をつけても良いから、汚れやサビを何としてでも直したい場合に向いています。
毛の細いブラシや柔らかいブラシと一緒に使うことで色々な状況に対して柔軟に対応できるので、太さの異なるワイヤーブラシを複数本購入することをオススメします。

真鍮は銅と亜鉛の合金で、ステンレスやスチールに比べてとても柔らかな材質となっています。
ステンレス製のワイヤーブラシよりもブラシ部分の柔軟性があるので、研磨の際には壁面が傷つきにくいのが大きな利点です。
ちなみに真鍮とは黄銅のことを指しており、5円玉などに用いられている金属が身近な例として挙げられます。

アルミはステンレスよりも若干柔らかい金属なので普段使いが良く、汚れ落としの最終段階にも使えるのが魅力です。
ブラシの種類によっては力をかけすぎると毛が倒れる可能性があるので、使用前に使い心地を確かめておくことが大切です。
アルミ製のワイヤーブラシはその他のワイヤーブラシと並行して使うと便利なので、ぜひ購入して使い分けてみることをオススメします。

ナイロンは金属ではありませんが、硬いブラシとしてお店にセットで販売していることもあり、従来のブラシに近い使い方ができます。
真鍮やステンレスのブラシよりも柔らかく、壁面を傷つけにくいので、軽い汚れを落とす時などに使われることが多いです。
ナイロンのワイヤーブラシは仕上げとして表面の軽い汚れを落とす時などに役立つので、広範囲のブラッシングを行うのであれば、購入しておいて損はありません。

ワイヤーを便器の中に入れ、ハンドル(グリップ)を回すなどして排水管の面の汚れを取り除くイメージで、先端のブラシを回転させながらトイレの底に差し込んでいきましょう。
ワイヤーの長さとしては、2㎝ほど伸ばしておくことで、内部の汚れを十分に取り除くことができます。
あまり長く伸ばし過ぎると内部でもつれてしまう可能性があるので、その辺は注意してください。

ブラシを差し込んでいる途中に引っかかりを感じたら、異物を引っかけたり汚れを崩すイメージで、ワイヤーを前後させましょう。
もしワイヤーを伸ばし続けて何も成果が得られない場合は、便器を取り外して排水口側からアプローチするなどの方法も考えられます。

トイレのつまりの理由を取り除けたと思ったら、あらかじめバケツに汲んでいた水を便器内に注いで、確認してみましょう。
この時、つまりが解消されていないのにレバー水を流してしまうと、水が溢れてしまう可能性があるので注意してください。

ワイヤーブラシはトイレつまりを解消する時に有効な道具ですが、使用の際にはある程度のテクニックや技術が要求されます。
もしも自分一人で解決したいという場合には、今回ご紹介したことを少しでも参考にしていただければと思います。
それでもどうにもならない時はあまり無理せず、修理業者に依頼して早急に直してもらうようにしましょう。

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