ハンドル混合水栓
私たちが日常で使っている蛇口にはさまざまな種類があります。
中でもハンドル混合水栓は昔から使われている蛇口であり、今でも築年数の古い家などで使われていることが多いです。
ここではハンドル混合水栓の特徴から水漏れが起きた時の対処方法をお伝えしていきたいと思います。
今後の参考にぜひ目を通してみてください。
■目次
目次
ハンドル混合水栓の特徴
比較的築年数の古い家で利用されている
ハンドル混合水栓は古くからある蛇口のタイプで、築年数の古い家で使われていることが多いです。
ハンドル混合水栓には2つのハンドルがあり、それらを回すことで水量や水温の調節をすることができます。
さらに構造上、丈夫な作りとなっているため長持ちしやすいというのもメリットの1つです。
ハンドル混合水栓の構造
ハンドル混合水栓を構造するパーツの中でも特に重要な役割を果たしているのが、以下の4つです。
- クランク
- お湯のハンドル
- 水のハンドル
- 吐水口の管
これらはどれもハンドル混合水栓を正常に機能させるための重要な役割を担っています。
それぞれのパーツの役割を順番に紹介していきますにで、一緒に詳しく見ていきましょう。
クランク
クランクは蛇口と壁をつないでいる金属の管のことです。
基本的に本体の左右には、右側に水の調整ができるハンドル、左側にお湯の調整ができるハンドルが取り付けられています。
お湯のハンドル
ハンドル混合水栓には2つのハンドルがあり、片方はお湯のハンドル、もう片方は水のハンドルとなっています。
お湯のハンドルはその名の通り、お湯が出てくるハンドルのことで、ナットやパッキン、スピンドルなどによって蛇口本体とつながっています。
水のハンドル
水のハンドルは冷水を出したい時に使われるハンドルのことです。
こちらもお湯のハンドルと同様、ナットやパッキン、スピンドルなどによって蛇口本体とつながっています。
吐水口の管
吐水口とは蛇口部分の細い管のことです。
吐水口があることによりお湯が熱くなったり冷たくなったりすることなく、適切な温度の水を得ることができます。
構造を知ることで分かる水漏れの原因部品
構造を踏まえた上で今度は水漏れの原因部品を見ていきましょう。
ハンドル下の水漏れの原因
ハンドル下で水漏れが起きた場合、パッキンやナットなどの内部のパーツが不具合を起こしている可能性が高いです。
日々の使用によってハンドルが開閉を繰り返すと、パッキンが摩耗したりナットが緩んだりして、つなぎ目から水漏れが起こることがあります。
吐水口の管と本体の接続部の水漏れの原因
これは吐水口の管と蛇口本体の接続部のつなぎ目から水漏れが起きている状態です。
これに関してもハンドル下と同様、ナットの緩みやパッキンの老朽化が原因となっていることが多いです。
吐水口の管からの水漏れの原因
蛇口の管から水漏れが起きている場合も、パッキンやナットといったパーツの故障が原因として第一に考えられます。
ハンドルを閉めている分には問題ないのですが、ハンドルをひねって水を出すと同時に注ぎ口の胴体部分の上もしくは下から水が漏れるというケースがあります。
水漏れは早期に対応するのが一番
水漏れは大きなトラブルになる前に、できるだけ早く対応を済ませておいた方がいいです。
「まだ大丈夫だろう」と対応を後回しにしていると、いつしか取り返しのつかない事態に発展する可能性もあります。
そのため蛇口に少しでも異変を感じたら、早急に対応するよう心がけましょう。
自分一人ではどうにもなりそうにない場合は修理業者に依頼して、早い段階でトラブルを解消しておくことが大切です。
まとめ
今回はハンドル混合水栓について詳しく紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか?
ハンドル混合水栓は古くからある蛇口のタイプで、築年数の古い家で使われていることが多いです。
利便性ではシングルレバー混合水栓に劣りますが、頑丈に作られているので故障しにくく、長期的な使用に長けています。
内部のカートリッジは種類によって異なり、金額もそれなりにしますので、今後取り替えようとしている方はしっかりと調べた上で購入しましょう。
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