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洋式トイレの構造を徹底解説!仕組みや詰まりやすい原因も紹介

洋式トイレの構造を徹底解説!仕組みや詰まりやすい原因も紹介

洋式トイレの構造や水が流れる仕組みをご存じですか?
この記事では、洋式トイレの内部構造や水が流れるシステムトイレタンク内の各部品の役割について徹底解説していきます。

また水道修理30年の経験からわかる、洋式トイレの構造上、詰まりや水漏れが発生しやすいトラブルもご紹介しちゃいます。
意外と知らない洋式トイレの構造をぜひ知ってください。

目次

洋式トイレの基本構造

洋式トイレの基本構造

洋式トイレは、大きく分けて「トイレタンク」「便器」「排水路」の3つの主要部分で成り立っています。
この3つのパーツは互いに連携し、効率よく汚水を流す仕組みを実現しています。
また、タンクレストイレにはタンクはありませんが、便器と排水路については同じ構造になります。
ここでは、各部の基本的な構造と役割について詳しく解説します。

トイレタンクの構造と主な部品

タンクは洋式トイレにおいて水を貯めておき、便器に一気に水を放出するためのパーツです。
タンク内部の主要部品は4つあり、『ボールタップ』『フロート弁』『オーバーフロー管』『レバー』があります。
この4つの部品が連動することでタンクに水を溜めたり流したりすることができます。

トイレタンクの主な部品とその役割は以下の通りです。

部品名称主な役割
ボールタップタンク内の水位が下がると給水を開始し、タンク内の水位が一定まで上がると給水を止めます
浮き玉浮き球はボールタップの一部で、タンク内の水位を感知する役目があります
ゴムフロートタンクの底にある排水弁としての役割があります。
レバーとフロート弁は鎖で繋がっていて、レバーを回すことでフロート弁が持ち上がり、タンク内の水を便器へ流し込みます
オーバーフロー管タンク内の水があふれないようにするための部品です。
ボールタップに不具合が起きて水が出っぱなしになっても、オーバーフロー管があるここで水があふれることを防ぐことができます
ダイヤフラムダイヤフラムはボールタップの一部の部品で、水の圧力や流量を自然に調整するための重要な役割があります
止水栓トイレタンクの外側にあり、水道管からの水を止めたり出したりすることができます。
タンク内の修理や部品交換の際には必ず止水栓を閉める必要があります。

このように、各部品は互いに連携しながらタンク内の水の管理を行っています。
どれか一つでも不具合が生じると、一連のタンクの水を流したり溜めたりすると動作ができなくなります。
また、最近のボールタップは浮き球がないものもあります。

次にトイレタンクの水を流して溜めるまでの一連の動作をご紹介します。

トイレタンクの水が流れる仕組み
  • レバーを回す
  • フロート弁が持ち上がり、タンクの水が便器へ流れる
  • タンク内の水位が下がる
  • 水位が下がると浮き球とフロート弁が閉じる
  • 水位が下がったことでボールタップが給水を開始
  • 水が溜まってくると浮き玉が持ち上がる
  • 水位が上がったことでボールタップは給水を停止

このような流れで各部品が連動して、自動で給水と止水を行います。
アナログな部品の連動していることは驚きですよね。
これを考えた人は天才だと思います。

▶関連記事:トイレタンクの構造とは?仕組みを徹底解説とメンテナンスのポイント

続いて便器の構造について解説します。
便器は陶器でできていて特に内部に部品はありません。
ですが、排水トラップと呼ばれる構造が作られています。
排水トラップとは意図的に便器内に水を溜めることによって、下水の悪臭の防止と害虫の侵入を防いでいます
この排水トラップ内に溜めておく水を封水と呼びます。

封水は水道設備であればどこにでも付いています。
例えばキッチンのシンク下やお風呂の排水溝の下にも付いています。

便器の内部構造を横から見てみましょう。

洋式トイレの便器の断面図(横)

いかがでしょうか。横から見るとこのような構造になっています。
普段は便器の上からのぞくことしかないので、意外に思われるかもしれませんが、便器内部は封水を溜める為にこのように入り組んだ構造になっています。

また水(封水)で便器にフタをしている状態です。
なんらかの原因で封水がなくなることを破封と呼びます。
破封状態になると「下水の悪臭が室内に侵入」し「ゴキブリやコバエなどの害虫も侵入」できる状態になりますので、便器内に水が溜まっていないのを見つけたらすぐに水を流しましょう。

実はトイレの床下の排水管は、水で満たされているわけではありません。
排水管内部の空気圧の差によっては封水が排水管へ流れてしまうことがあります。
また、水流の勢いが強すぎると誘導サイホン作用により、封水が溜まらずに排水管まで水がひっぱられることもあります。
さらに、便器内で詰まりがあると毛細管現象が起きて、少しずつ封水がへることもあります。

このように便器内の封水が少ない、減っているといったときは何らかのトラブルが起きている可能性があります。

洋式トイレ特有の排水路は入り組んだ構造になっていると解説しましたが、ほとんどの場合はS字状の曲線構造になっています。
このS字デザインは、水が流れた後に便器内に一定の水が残る「封水」を保持し、下水からの逆流や悪臭の侵入を防ぐ役割を持っています。

ですが、S字状の排水路を作るために、排水路内には上り坂の「せき」や、せきの先に「くぼみ」があるので、詰まりの原因となることもあります。
十分な水量や勢いがない場合、トイレットペーパーや大便が流れていかずに便器内にとどまってしまうことがあります。

洋式トイレの水流システムの構造と仕組み

洋式トイレの水流システムの構造と仕組み

基本構造を理解した後は、実際に洋式トイレではどのように水が流れていくのか、その仕組みを解説していきます。
洋式トイレには「タンク式」と「タンクレス」の2種類あります。

洋式トイレでは、使用している水流システムの方式により「タンク式」「タンクレストイレ」の2種類があります。どちらも排水の流れは同じですが、水量や水が流れるシステムに違いがあるため、それぞれの特徴を正しく理解しておきましょう。

まず、タンク式トイレについてです。
タンク式の洋式トイレは、タンク内に5㍑~15㍑の水を溜めておき、レバーを操作するとタンク内の水が一気に放出されることで強い水流が発生し、便器内の汚物をしっかりと押し流します。
重力の力を使って上から下へ水を流すようなイメージです。

一方、タンクレストイレは水道直結型で、常に水道から直接水が供給される仕組みになっています。
洗濯機と同じようなイメージです。
このような水道直結のタンクレストイレでは水流が弱くなるため、少量の水で汚物を流すために便器内で水が渦を巻くような設計がなされています。
さらに、節水もでき、音も静かでタンクに水が溜まるのを待つ必要もありません。

以下の表に、タンク式トイレとタンクレストイレの主な違いを整理しましたので、ご参照ください。

項目タンク式トイレタンクレストイレ
給水方式タンク内に一定量の水を溜めておく水道直結で常に給水されている
流す時の仕組みタンク内の水を一気に便器内へ放出し強い勢いを発生直接水道水の水圧で排水、勢い弱い
水量と節水性5㍑~15㍑の大量の水を一気に流し、強い水流を確保できる5㍑以下の水量で運用され、節水効果が高い
加圧装置の有無基本的に不要元の水道管の水圧が弱い場合は、水圧補正用の加圧装置が必要
設置場所とデザインタンクを置ける高さが必要
従来通りのデザイン
狭いスペースでも設置可能
おしゃれでスタイリッシュ

このように、タンク式トイレは水量や勢いが十分にある為、詰まりのトラブルは発生しにくいトイレです。
一方、タンクレストイレは水道から直接供給されるため、詰まりが起きやすいですが、省スペースで設置でき節水効果も高いです。
どちらを選ぶかは、設置場所の条件や使い方に合わせて決めると良いでしょう。

トイレの水が流れるシステムにおいて、水量と水圧は非常に重要な要素です。
十分な水量と適切な水圧が確保されていないと、便器内や排水管内の中で汚物の流れが悪くなり、詰まりの原因になることもあります。
逆に、適量の水と十分な水圧があれば、便器内の汚れやトイレットペーパーを迅速に流し去り排水管内に何も残っていない状態を維持できます。

トイレから流れた汚水は、排水桝と排水管を通り下水管へ到達します。
排水管は勾配と呼ばれる、下り坂になるように角度が付けられていますが、実際には横から見てわかるかどうかのレベルの角度しか付いていません。
その為、排水管が詰まらないようにするためには、やはり水量と勢いが重要になってきます。

洋式トイレの構造上よくあるトラブル

洋式トイレの構造上よくあるトラブル

洋式トイレは構造上、起きやすいトラブルがあります。
詰まりや水漏れ、便器の不具合など様々ありますので代表的なものをご紹介します。

洋式トイレの構造が原因になるトラブル
  • 座ると便器がグラグラする
  • 便器内のくぼみ(S字)で詰まりやすい
  • 手洗い管から水が出ない
  • 便器のフチに汚れが溜まりやすい
  • チョロチョロと水漏れすることがある

洋式トイレは便器に座って用を足す構造になっています。
そのため、洋式トイレは長年にわたり人の体重が掛かることにより、便器を支えるボルトや接着部、補強材などが劣化したり割れてしまうことがあります。

これにより、便器に座った際にグラグラと揺れたりガタガタうることがあります。
便器がグラグラしたまま劣化が進むと、大きなトラブルが発生しやすく、便器と床の間から水漏れしたり下水の悪臭がすることがあります。

▶関連記事:トイレが急に下水臭い!原因となる5パターンと解決方法

▶関連記事:トイレの床に水漏れ?!水浸しになる原因と修理費用を徹底解説!

使用頻度や家族構成にもよりますが、概ね10年経過した洋式トイレは1度点検するほうが安心です。
すでに便器がグラグラしている場合は、早めに水道修理業者に点検を依頼しましょう

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洋式トイレの便器内には、封水を溜めておくために、せきやくぼみが設けられています。
封水は必ず必要になるため、構造上は仕方がないのですが、せきやくぼみにトイレットペーパーや大便が詰まってしまうことがあります。

あまた、スマートフォンや子供のおもちゃ等のっ固形物を流してしまうと、せきやくぼみにはまってしまい取り出せなくなってしまうケースもあります。

タンク式の洋式トイレでは、タンクの上部に手洗い用の蛇口がついていることがあります。
この手洗い管から水が出なくなってしまうトラブルが良くあります。
原因としては、ボールタップが不具合を起こしているか、給水ホースが抜けてしまっていることがほとんどです。
手洗い管から水が出ないトラブルであれば自分で直せるケースも多々あります。

洋式トイレの便器のフチの内側には、水流が届かないことがほとんどです。
ですが、水を流す際の水ハネや飛び散ったおしっこが付着していきます

その為、便器のフチ付近は雑菌やカビが繁殖しやすく、黒ズミの原因になります。

この問題は洋式トイレの便器の構造上、よくあるケースです。
ですが、最新のトイレでは『フチレス』便器が販売され人気が出てきています。

トイレタンクから便器へチョロチョロと水漏れが発生することがあります。
チョロチョロと継続的に水が漏れるトラブルの主な原因は、ゴムフロート弁の経年劣化です。

ゴムフロートは樹脂製のため、経年劣化により表面が溶けたり変形してしまいます。
結果、タンクの底の栓の役割を果たせなくなり、隙間から水漏れしてしまいます。
ゴムフロート弁の寿命は7年~10年が目安です。
ゴムフロート弁のの交換は意外と簡単なので、DIYが得意な方は挑戦してみましょう。

ゴムフロートが劣化しているかどうかを確認するには、ゴムフロートの表面を手で触ってみましょう。
黒い墨のようなものが手につけば交換すべきサインです。

洋式トイレの構造に関するよくある質問

洋式トイレの構造の特徴を教えてください

洋式トイレの構造で大きな特徴は「タンク内に部品が集約されている」「便器にはS字状になっている」ことです。
またタンクレストイレでは「水流の渦を作って汚水を流す」ことができます。

洋式トイレの構造について詳しくはコチラ

洋式トイレの水たまりはなんと呼びますか?

便器内に溜まっている水を封水と呼びます。
封水は害虫や悪臭の侵入を防ぐ役割があります。

洋式トイレの封水について詳しく見る

洋式水洗トイレの流れる仕組みは?

洋式の水洗トイレには「タンク式」と「タンクレス」があります。
タンク式はタンク内に溜めた水を一気に流し込み、タンクレストイレは水道管の水圧だけで汚水を流します。

洋式トイレの流れる仕組みを詳しく見る

洋式トイレの寿命はどれくらい?

洋式トイレの寿命は一般的に10年~15年と言われています。
部品交換などのメンテナンスをしっかりやっていれば30年でも持ちます。

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