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【トイレのボールタップ】交換費用と手順を徹底解説

【トイレのボールタップ】交換費用と手順

『トイレの水が止まらない!』『トイレタンクに水が貯まらない!』
このようなトイレのトラブルは、ボールタップの故障や劣化の可能性があります。
トイレタンクの内部は他にも様々な部品で構成されているため、原因によっては水道修理業者に任せた方が良いケースもあります。

この記事では、ボールタップの不具合に焦点をあてて【ボールタップを交換する費用】と【ボールタップの交換手順】を、水道屋さんが徹底解説します。

目次

トイレのボールタップとは

トイレタンク内の構造とボールタップの位置

ボールタップとは、トイレタンク内への給水と止水を役目とした部品です。
水位調整リングが付いているボールタップなら、タンク内の水位調整も可能です。

ボールタップの形状は主に2パターンあり、『浮き球あり』『浮き球なし』があります。
どちらも動きとしては同じになります。
20年以上前のトイレなら、浮き球ありタイプのボールタップが多いです。

ボールタップの交換の目安

ボールタップ交換する時期の目安となるのは【トイレの水の流れが弱くなったとき】【トイレの水が止まらない】症状がでた時です。

ティッシュペーパーなどの水に溶けない紙類や溶けにくい固形物を流したわけではないのに、水圧が弱く勢いがなくててなかなか流れない場合は、タンク内のボールタップが劣化、故障している可能性があります。
理由としては、ボールタップが故障することでタンク内に十分な量の水を貯められなくなり、水を流しても水量が少ないため水の勢いも弱くなります。
ティッシュペーパーや大量のトイレットペーパーを流したわけでもないのに水の流れが弱いときは、タンク内のボールタップを確認してみてください。

逆にトイレの水が流れっぱなしになったり、手洗い管から水が流れっぱなしになったときもボールタップの故障や劣化が考えられます
このような症状は、ボールタップの浮き球が動かなくなったりダイヤフラムの不具合が考えられます。

トイレタンクのフタを開けて、水を流してボールタップの動きを見て見ましょう。
浮き球が動いていない(水位に連動して上がったり下がったり)していなければ交換の時期だと言えます。

ボールタップの耐用年数や寿命

一般的なボールタップの耐用年数は10年~15年です。
これはあくまで平均的な数値で、使用頻度や環境によって劣化スピードは変わってきます。

例えば、大家族10人でトイレが1ヶ所しかないご家庭と夫婦2人だけのご家庭では、1日当たりのトイレの使用頻度は単純計算で5倍違います。
このように使用頻度が大きく異なると、ボールタップの寿命も大きく変わってきます。

特にダイヤフラムは消耗品で、早ければ2年~3年で劣化が見られることもあります。

ボールタップの交換にかかる費用

では1番気になる【ボールタップの交換費用】についてご紹介します。

交換費用を安くすませたい場合は自分で交換することで費用を押さえられます。
費用が掛かってもキッチリ直してもらいたい方は水道修理業者に任せましょう。

自分で交換する際の費用と水道屋さんに依頼した時に費用の違いをご紹介します。

自分で交換する場合の費用感

結論からお伝えしますと、自分で(DIYで)ボールタップの交換をする際の費用目安は¥5,000前後です。
工具を持っていない方は別途¥2,000程度が必要です。
「普段、あまり工具を使わないよ~!」といった方は、100均で売ってる工具でも問題ありません。

必要なもの
  • 新しいボールタップ:¥2,000~¥5,000
  • マイナスドライバー(工具):¥100~¥500
  • モンキーレンチ(工具):¥800~¥1,200

工具をすでに持っている方はボールタップの部品代だけで交換できます。
注意点としては、同じタイプのボールタップを用意することと、耐久性の高いメーカー品を購入することです。

またDIYでトイレ修理をする際に共通している注意点として、作業前位には必ず止水栓を閉めることを忘れないでください。
よくわからない方が水まわりの修理をしようとして、水が噴き出してしまい大惨事になることもあります。

トイレの止水栓の閉め方と回す方向

水道屋さんに依頼した場合の費用

水道屋さんに修理を依頼した際の費用相場は¥8,800~¥17,600になります。
費用感に差がありますが、これはお住まいの地域や修理の時間帯で変動してきます。

水道屋さんに頼めば部品代は安く手に入りますが、人件費や工賃が高額になります。
ですが水道修理のプロが交換をしてくれるので、手間もかからず他にトラブルが発生する心配もありません。

「水道屋さんに依頼したいけれど費用が気になる」といった方は、【水道修理比較&レビューの一括見積】から3社にまとめて見積依頼をすることが可能です。

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ボールタップの正規品と汎用品の違い

ボールタップを購入する際には、正規品を使うか汎用品を使うのかを考える必要があります。
正規品と汎用品のメリットとデメリットを紹介します。

正規品

まずは「正規品」についてです。
正規品はTOTOやLIXILなど、メーカーから取り寄せた商品になります。

耐久性が高く質の良いボールタップを使いたいなら、直接メーカーから正規品を取り寄せてもらうことがおすすめです。
ボールタップの形状には複数種類があり、ご自宅のトイレのタンクにあったものでなければスムーズに交換できない可能性があります。

正規品であれば、トイレの品番から適合するボールタップを見つけることができます。
メーカーのサイトには交換品や型番が掲載されており、自宅のトイレに合わないボールタップを購入してしまうようなことはありません。

デメリットとしては、値段が高いことと取り寄せの時間がかかることです。

おすすめは正規品のボールタップです。
数千円の差だけで今後何年も安心して使えるのなら安いものです。

汎用品

次は汎用品についてです。
名前の通り、汎用品はメーカー以外で大量生産された商品で、ホームセンターやネット通販サイトで購入できます
汎用品は、正規品よりも品揃えが豊富で値段が安いです。
急ぎの場合は近くのホームセンターで購入することもできるので、DIYをしたい方にはおすすめです。
もし自宅のトイレのタンクにあったボールタップがわからず購入する商品に迷った場合は、ホームセンターの店員さんに取り外したボールタップを見せれば、どの商品が適合するか教えてもらえます。

デメリットととしては、適合するボールタップがあるかどうかがわかりません。
目的のボールタップが見つからなければ、何件もホームセンターを回らなければならなくなります。

ホームセンターへ購入しに行く場合は、ボールタップのパッケージには対応機種が記載されているので、購入する前にトイレの品番や名称を確認しておきましょう。
品番部分を写真で撮っておくと便利です。

トイレのボールタップを交換するときの事前準備

自分でボールタップを交換する際には、必ず守ってもらいたいポイントが2つあります。
何も知らないまま作業を開始すると、重大なトラブルになりますのでご紹介します。

トイレタンクの給水を止める

ボールタップ交換の際に一番重要なのは止水栓を閉めてトイレタンクへの給水を止めることです。
水道管や水まわりの設備は常にかなりの水圧が掛かっていて、部品を取り外すと水が噴き出してしまいます。
これを防ぐために止水栓を閉めましょう。
止水栓を閉めることで、止水栓から先には水圧が掛からず、水が噴き出す事もありません。

トイレの止水栓はタンクに繋がっている配管やパイプを辿ることで簡単に見つけることができます。
止水栓の形状は2種類あり「手で回せるハンドルタイプ」「ドライバーで回すタイプ」があります。

どちらも回す方向は同じです。

  • 止水栓を閉める=時計回り(右回し)
  • 止水栓を開ける=反時計回し(左回り)
トイレの止水栓と閉める方向

水道設備の修理や部品交換は止水栓を閉めてから作業を行うことが基本なので、DIYをされる方は覚えておきましょう。
また、トイレ内に止水栓が付いていなかったり見つからない場合は、水道の元栓を閉めることで代用できます。
止水栓のある場合と止水栓の形状】を参考にして下さい。

必要なものを準備する

ボールタップ交換前に必要なものは全て揃えておきましょう。
ボールタップ交換をしている間はトイレが使えなくなってしまいます。
手早く修理するためにも、必要なものを手元に揃えておきましょう。

準備しておくもの
  • 新しいボールタップ
  • マイナスドライバー
  • モンキーレンチ
  • タオルか雑巾
  • ゴム手袋(あると手が汚れない)

トイレタンク内部は結構汚れています。
手を汚したくない方はゴム手袋を着用しましょう。
また、取りはずしたボールタップは濡れていますので、タオルか雑巾を用意しておきましょう。

トイレのボールタップの交換手順

事前準備ができたらボールタップを交換していきましょう。
※止水栓を必ず閉めてから作業して下さい。

ボールタップ交換手順

  • トイレタンクのフタを外す
  • 手洗い管に繋がっている管があれば外す
  • モンキーレンチでボールタップのナットを外す
  • 新しいボールタップを取付ける
  • 逆の手順で元の状態へ戻す
  • 止水栓を開く
  • 動作テストを行う

このような流れになります。
ボールタップ交換の作業時間の目安は30分程度です。

作業終了後は動作テストをして「タンクに水が貯まるか?」「満水になったら給水は止まるか」を確認しましょう。

ボールタップ交換時の注意点としては、サイフォン管(オーバーフロー管)に触れないように注意しましょう。
樹脂製の部品の為、劣化していると簡単に折れてしまう事があります。

うまく交換できない時は修理業者に依頼しよう

「ボールタップを交換したけれど、うまく動かない」
「取り付け方がわからない」
「交換時に他の部品を壊してしまった」
このような場合は、無理せず専門の水道屋さんに助けを求めましょう。
費用は掛かってしまいますが、確実にボールタップを交換することができます。

初めて水道屋さんに依頼する方は【【2024年8月最新】おすすめトイレ修理業者7選!トイレつまりや水漏れのトラブルも対応可能な水道屋はコレ!】を参考にして下さい。

まとめ

ボールタップ交換の費用や交換手順について解説しました。

ボールタップは自分で交換することで費用を安くできますが、注意するべき点もあります。
おすすめとしては水道屋さんに依頼することです。
少し費用は掛かりますが確実にボールタップ交換を行えます。

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