給湯器が凍結してお湯が出ないときの対処法|自然解凍の待ち方と予防(エコキュートも)
当サイトはプロモーション広告を含みます

寒波の朝、「水は出るのにお湯が出ない」「給湯器のリモコンにエラーが出ている」。そんなときは、給湯器や給湯器につながる配管の凍結が考えられます。
慌てて修理を呼ぶ前に、まずは落ち着いて状況を確かめましょう。私の経験上、日が昇って太陽が出ていれば、自然に直ることが多いです。この記事では、お湯が出ないときの確認ポイント、正しい解凍の待ち方、やってはいけないこと、エコキュートの場合、次の寒波に向けた予防、修理や交換が必要なときの相談先を、水道修理業界17年の運営者がまとめました。
水道管全体の凍結については、水道管が凍結したときの対処と予防の記事で詳しく解説しています。
目次
お湯が出ないのは凍結?まず確認すること
- 前の晩に強く冷え込んだか:最低気温が氷点下になった翌朝に起きやすい
- 水も出ないのか、お湯だけ出ないのか:水もお湯も出ない場合は水道管(給水側)の凍結、お湯だけ出ない場合は給湯器まわりの凍結が考えられます
- リモコンにエラー表示があるか:表示された番号の意味は取扱説明書で確認できます
- ほかの蛇口はどうか:家じゅうでお湯が出ないなら給湯器まわり、1か所だけならその蛇口や配管の可能性があります
いちばん凍りやすいのは、水道管から給湯器につながる給水配管です。給湯器で温められる前の冷たい水が通るうえ、外にむき出しになっていることが多いためです。

給湯器が凍結したときの対処

基本は自然に溶けるのを待つ
- 台所やお風呂のリモコンで運転を「切」にする(給湯器の電源プラグは抜かない)
- お湯側の蛇口を少しだけ開けておく(溶けたかどうかが分かります)
- 気温が上がって自然に溶けるのを待つ
- お湯が出るようになったら、給湯器の本体や下の配管から水が漏れていないか確認する
日当たりのよい場所に給湯器があれば、昼前後には直ることが多いです。一方、北向きや日陰に置いてある給湯器は、夕方まで溶けないこともあります。
急いで使いたいときは配管をぬるま湯で温める
どうしても急ぐ場合は、給湯器の下の給水配管にタオルを巻き、その上から30〜40度くらいのぬるま湯をゆっくりかけます。給湯器の本体や電気の部品にはお湯をかけないでください。終わったらタオルを外し、水気をふき取っておきましょう(残った水分がまた凍るのを防ぐため)。
やってはいけないこと
- 熱湯をかける:配管や部品が急な温度差で傷み、破損や故障の原因になります
- 給湯器の本体にお湯をかける、ドライヤーやヒーターで本体を温める
- 電源プラグを抜く:凍結を防ぐヒーターなどの機能まで止まってしまいます
- エラーが出るたびに何度もリセットをくり返す
溶けたあとに水が漏れていたら
溶けたあと、給湯器の下や配管から水が漏れている場合は、凍結で配管が破損しています。給湯器の給水元栓(給水バルブ)を閉めて、水道修理業者に連絡してください。元栓の場所が分からなければ、水道メーターの止水栓を閉めます。
エコキュートが凍結した場合
エコキュートも、ガス給湯器と考え方は同じです。電源は切らず、自然に溶けるのを待つのが基本です。凍りやすいのは、貯湯タンクにつながる給水配管や給湯配管、ヒートポンプとタンクをつなぐ配管などの、外に出ている部分です。
エコキュートは機種によって凍結を防ぐ機能や、凍ったときの操作が違います。お湯が出ない状態が続くときや、エラー表示が消えないときは、取扱説明書を確認するか、メーカーの窓口に相談してください。
次の寒波に向けた予防
- 電源プラグを差したままにする:多くの給湯器は、外の気温が下がると凍結を防ぐ機能が自動で働きます
- お風呂に残り湯を残しておく:追いだき機能つきの給湯器は、浴槽の循環口より5cm以上上まで水があると、自動でポンプを動かして凍結を防ぐ機種があります
- お湯側の蛇口から細く水を出しておく:特に冷え込む夜は、リモコンの運転を切ったうえで、お湯側の蛇口から細く(4mmくらい)水を出し続けると凍りにくくなります。混合水栓はいちばんお湯側に
- 配管の保温材を確認する:給湯器の下の配管の保温材が、ひび割れたりはがれたりしていたら交換しましょう
- 長く家を空けるときは水抜きをする:手順は機種ごとに違うので、取扱説明書で確認してください
凍結予防の機能やポンプの動き方は、機種によって違います。くわしい方法は、お使いの給湯器の取扱説明書で確認してください。水抜きのやり方は、水抜きのやり方とトイレ・屋外の蛇口の凍結対策の記事でも紹介しています。
修理や交換が必要になったら
凍結で給湯器まわりの配管が破損したときの修理費は、場所や配管の材質によって変わりますが、1.5万〜2万円程度が目安です(業界17年の運営者の経験による目安)。
給湯器の本体が壊れた場合は、本体の修理か交換になります。給湯器の寿命は10年前後が目安とされているので、古い機種なら交換を考えてもよいでしょう。ほかの場所の配管が破裂したときの費用は、水道管が破裂したときの修理費用と火災保険の記事でまとめています。
ガス給湯器の交換を考えている方は、水の救急隊の給湯器交換の記事で工事費込みの価格や号数の選び方、交換時期の目安を紹介しています。
給湯器の修理を頼むときの注意
- 給湯器の交換は、この記事で紹介する4社とも対応しています
- 給湯器の内部の修理は、業者によって対応できないものがあります
- ガス管に関わる作業は、対応できるかどうかを各業者にお問い合わせください
- まだ保証期間内の給湯器は、先にメーカーや購入したお店に相談しましょう
給湯器の配管修理・交換を相談できる業者
| お住まいの地域 | 相談できる業者 |
|---|---|
| 関東(東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・茨城・栃木) | 富士水道センター・水の救急隊・クラシアン |
| 愛知県 | 富士水道センター・水の救急隊・クラシアン |
| 大阪府 | KSSスイドウサービス・水の救急隊・クラシアン |
| そのほかの地域 | 水の救急隊・クラシアン |
※給湯器の内部の修理やガス管に関わる作業は、対応できない業者もあります。依頼の前に、各業者にお問い合わせください。対応エリアは各社の公式サイト(2026年10月時点)で確認しています。同じ都道府県でも対応していない市区町村があるため、依頼の前に公式サイトか電話で確認してください。
水の救急隊(全国)
全国の提携の水道局指定工事店が訪問します。24時間受付で、出張費と見積りは無料。見積りに納得してから作業を始めます。
クラシアン(全国)
全国に100以上の拠点を持つ大手で、24時間365日受付。見積りは無料で、キャンセル料もかかりません。
富士水道センター(関東・愛知)
水道局の指定工事店として登録している自治体だけで営業しています。24時間365日受付で、出張費と見積りは原則無料。最長10年の施工保証があります。
KSSスイドウサービス(大阪府)
大阪府内の全43市町村に対応する、地域密着型の水道屋さんです。24時間365日対応で、出張費・見積りは無料、夜間料金もかかりません。
よくある質問
まとめ
- 寒波の朝にお湯が出ないときは、給湯器につながる配管の凍結を疑う
- リモコンの運転は切り、電源プラグは抜かずに、自然に溶けるのを待つ。日が出れば直ることが多い
- 熱湯や、本体にお湯をかけるのはNG。急ぐときは給水配管をぬるま湯で温める
- 溶けたあとに水漏れがあれば、給水元栓を閉めて業者に連絡する
- 予防は、電源プラグを差したまま・残り湯・お湯側の蛇口から細く水を出す・保温材の確認












水道屋さんに関する体験を教えて下さい