年末年始に帰省や旅行で家を空けるとき、「水道の元栓は閉めたほうがいい?」「留守中に凍ったらどうしよう」と気になる方も多いと思います。
この記事では、緊急の水道修理会社に17年いた運営者が、出かける前にやっておくことと、やらなくていいこと、帰ってきたら確認することをまとめました。
- 水道の元栓は、基本的に閉めなくて大丈夫です
- 給湯器の電源プラグは抜かずに出かけましょう(凍結を防ぐ機能が働きます)
- 冷え込む地域は屋外のむき出しの配管に保温材を巻き、寒冷地は水抜きをする
- 洗濯機の蛇口は閉めておく
- 年末年始の1週間ほどの留守なら、トイレや排水口の水の蒸発は心配いりません
出かける前の水道チェックリスト

| やること | くわしく |
|---|---|
| 屋外のむき出しの配管に保温材を巻く(冷え込む地域) | 凍結の対策 |
| 寒冷地は水抜きをする | 水抜きのやり方 |
| 給湯器の電源プラグは抜かない | 給湯器 |
| 洗濯機の蛇口を閉める | 洗濯機 |
| 水道の元栓の場所を確かめておく(閉めなくてよい) | 元栓 |
水道の元栓は閉める?閉めない?
家を空けるときに水道の元栓を閉める方もいますが、基本的には閉めなくて大丈夫です。
数日〜1週間ほどの留守なら、開けたままで問題ありません。
ただし、帰ってきてから水漏れに気づいたときや、旅行先から連絡を受けたときに家族が閉められるように、元栓の場所は確かめておきましょう。
場所は水道の元栓の場所と閉め方で確認できます。
寒冷地で水抜きをするときは、水抜き栓の手順に従ってください。
水抜き栓を操作すると、家の中の配管の水が抜けるようになっています。
留守中の凍結の対策
冬に家を空けるとき、いちばん気をつけたいのが水道管の凍結です。
人がいないと暖房や水を使わないので、家の中も冷えて凍りやすくなります。
お住まいの地域に合わせて準備しましょう。
| 地域 | やること |
|---|---|
| 寒冷地(北海道・東北・北陸・山間部など) | 水抜きをしてから出かける。水抜きのやり方 |
| 冬にマイナスまで冷え込む地域 | 屋外のむき出しの配管や蛇口に保温材を巻く。水道メーターのボックスに保温材を入れる |
| ふだんは凍らない暖かい地域 | 特別な準備はいらない。寒波の予報が出ていたら、屋外のむき出しの配管だけ保温する |
凍りやすいのは、屋外のむき出しの配管や蛇口、北側の日の当たらない場所の配管です。
地中に埋まっている配管は凍りにくいです。
出かける日や留守中の最低気温から、凍結の心配があるかは凍結リスク判定で確かめられます。
凍結のくわしい対策は水道管の凍結にまとめています。
給湯器は電源プラグを抜かずに出かける
節電のつもりで給湯器の電源プラグを抜いて出かける方がいますが、プラグは抜かないでください。
給湯器は電源が入っていると、寒いときに凍結を防ぐ機能が働きます。
プラグを抜くとこの機能が止まり、留守中に給湯器や配管が凍って壊れることがあります。
給湯器の凍結は給湯器の凍結で解説しています。
トイレや排水口の水の蒸発は心配いらない?
トイレや排水口には、下水の臭いや虫が上がってこないように、水がたまるつくりになっています(封水といいます)。
長く家を空けるとこの水が蒸発して、帰ったときに下水の臭いがすることがあります。
気にしたほうがいいのは、次のようなときです。
- 気温が25℃以上になる時期に、2週間以上家を空けるとき
- 季節に関係なく、1か月以上家を空けるとき
冬の年末年始に1週間ほど留守にするくらいなら、心配いりません。
帰ってきたら、トイレを流し、キッチンやお風呂、洗面所の排水口にも水を流しておくと安心です。
洗濯機の蛇口は閉めておく
洗濯機の給水ホースは、外れたり傷んだりすると水があふれ出します。
留守中だと気づくのが遅れ、床や下の階まで水が広がることもあるので、出かける前に洗濯機の蛇口を閉めておきましょう。
帰ってきたら最初に確認すること

- 洗面所・キッチン・トイレのまわりの床、壁、天井に水のしみがないか見る
- 蛇口から水が出るか確かめる(出なければ凍結のことがある)
- トイレを流し、各排水口に水を流す
- 家の中の水を全部止めて、水道メーターのパイロット(小さな羽根)が回っていないか見る
水を使っていないのにパイロットが回っていたら、どこかで水が漏れています。
どこに連絡すればいいかは、水漏れの連絡先判定で確かめられます。
水が出ないときは、凍結していることがあります。
お湯をかけると破裂することがあるので、基本は自然に溶けるのを待ちましょう。
くわしくは凍結で水が出ないときの連絡先で解説しています。
留守中・帰ってきたあとに水のトラブルが起きたら
水漏れを見つけたら、まず水道の元栓を閉めて、水を止めましょう。
賃貸の方は、管理会社や大家さんの緊急連絡先に先に連絡してください。
年末年始の休み中でも頼める業者はあります。
当サイトで紹介している水の救急隊・富士水道センター・KSSスイドウサービス・クラシアンの4社は、年末年始も営業していて、時期による割増もありません。
ただし動ける職人が減るので、到着まで普段の倍くらいの時間を見ておきましょう。
4社のくわしい紹介と、休み中に頼むときの注意点は年末年始に水道が壊れたら?にまとめています。
| 水の救急隊の割引情報 | 「ネット見た!」で ¥3,000割引き |
よくある質問
まとめ:元栓はそのまま、凍結と洗濯機に気をつけて
- 水道の元栓は基本的に閉めなくてよい。場所だけ確かめておく
- 給湯器の電源プラグは抜かない
- 冷え込む地域は保温材、寒冷地は水抜き
- 洗濯機の蛇口は閉めておく
- 帰ってきたら、水のしみ・水が出るか・排水口・メーターを確認する
帰ってきて水のトラブルに気づいたら、年末年始も営業していて時期による割増がない水の救急隊が安心です。
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監修:中村 覚信(なかむら さとのぶ)
水のトラブル解決アドバイザー / Webマーケター
【経歴(業界17年、複数の水道修理業者を知り尽くした専門家)】 もっと詳しく見る
30歳で駆け付け型水道修理業界に飛び込み、以来17年間、現場の第一線で活動。
キャリアとしては、トイレの詰まりから大規模な配管工事まで、累計1万件を超える案件を経験。
さらにコールセンターではSVとしてとして携わってきました。
多くの水道修理業者様とお仕事をさせていただいたこともあり、業界の裏側(原価、相場、他社の実態)までを把握しています。
現場、事務、広報、システム構築など運営のすべてに関わってきました。
全国規模で展開する水道修理サービス「水の救急隊」でWeb戦略企画室の室長を務めた経験(現在は退社)を活かし、現在は個人として本サイト「水道修理の比較&レビュー」を運営。
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駆け付け型のサービスは暗い部分もある業種です。
緊急性のあるトラブルや水道修理は、困っている方の弱みに付け込むような悪質な営業が通用しやすい分野でもあります。
さらに広告業界は運営者の利益優先となるので、正確な判断がしづらいと感じています。
そこで「安心して水道屋さん選びができるサイトを作成したい」「正直に、まじめに営業している水道屋さんが報われる業界にしたい」これが、私がこのサイトを立ち上げた一番の動機です。
17年この業界に身を置いてきた人間として、正しい知識と水道修理業者選びの目を持つことで、一人でも多くの方が「この水道屋さんに頼んでよかった」と思える結果に繋げたいと考えています。
リソースの限られた小さなサイトではありますが、現場を知る人間にしか書けない「内容の濃い、忖度のない情報」を届けることをお約束します。
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